SIMCLEAR「ARUTO SQUARE」仕事にも日常にも寄せすぎない、ニュートラルカバンを徹底解説

今回ご紹介する ARUTO SQUARE は、スーツにも、カジュアルにも。
通勤にも、外出にも。

オンとオフを分けずに使うことを前提に設計されたバックパックです。

この記事では、ARUTO SQUAREがどのような考え方で設計され、どんな使い方を想定しているのかを、実際の仕様や収納構造を交えながら解説していきます。

ARUTO SQUAREは「仕事用に見えない仕事カバン」

ARUTO SQUAREは、SIMCLEARの定番シリーズ「TSUNAGU BAG SQUARE」とよく比較されるモデルです。

サイズ感は近く、見た目もどこか共通点があります。

そこでまずは、”ARUTO”と”TSUNAGU BAG”との違いから整理していきます。

TSUNAGU BAGとの違いは?

ARUTO SQUAREは、定番のTSUNAGU BAG SQUARE miniと、サイズ感が近いモデルです。

TSUNAGU BAGシリーズは、スーツやビジネスシーンを強く意識した設計です。
タフな1680Dポリエステルを採用し、仕事道具をしっかり支えることを前提に作られています。

一方、ARUTO SQUAREは、その「仕事寄り」の印象を、少しだけ調整しています。

横持ち用のハンドルをなくしたこと。
背面ショルダーを、あえて収納できない仕様にしたこと。

ARUTO SQUAREは、「仕事用」「日常用」と切り替えるためのカバンではなく、どちらの場面でも、そのまま使い続けることができます。

高密度ナイロンがつくる、ニュートラルな佇まい

ARUTO SQUAREに採用されているのは、高密度ナイロン素材です。

定番のTSUNAGU BAGで使われている1680D高密度ポリエステルと比べると、見た目の印象は、より穏やかになっています。

光沢を抑えた表情で、スーツにも、デイリーユースにも自然に馴染みます。

素材は、290デニールのツイルナイロンに、裏面PU加工を施したもの。
柔らかすぎず、硬すぎない生地感で、背負ったときのシルエットも崩れにくくなっています。

また、C-ZERO撥水加工を施しているため、急な天候変化や軽い汚れにも配慮されています。

見た目以上に入る理由は、収納設計にある

ARUTO SQUAREは収納箇所が多いモデルです。

ただ、特徴は「収納の多さ」そのものではありません。
どこに、何を入れるかが最初から整理されていることです。

ここからは、ARUTO SQUAREの収納設計について順に解説していきます。

開かなくても使える、ARUTO SQUAREの外側収納

ARUTO SQUAREの収納は、まず外側から始まります。

トップポケット。
フロント2段ポケット。
背面のシークレットポケット。
そして、ショルダーベルトのカードポケット。

ARUTO SQUAREは、収納箇所が多いカバンです。

そして、各ポケットは「よく使う順」に配置されています。

トップポケットは、すぐ取り出したい小物用。
フロント2段ポケットは、少し厚みのあるものや整理したいアイテム用。

背面には、パスポートや貴重品を入れるのに便利なシークレットポケットを配置。

さらに、リュックのショルダー部分にはカードが2〜3枚入るポケットも用意されています。

外側収納は、「しまう場所」ではなく、「使う動き」に合わせて設計されています。

PC・書類・小物を重ねない内部設計

ARUTO SQUAREの内部は、横から開けるメイン収納と、独立したPC収納で構成されています。

インナーカラーはダークブラウン。中が見やすく、落ち着いた印象です。

メイン収納には、ドリンクポケットと、小物を小分けできるオーガナイズポケットを配置。

ここで重要なのは、「詰め込む」前提ではないこと。
小物、書類、デバイスをそれぞれ分けて持つ設計です。

書類は、メインとサブで分けられる2つのポケット。
重ねずに入れられることで、取り出しやすさが保たれます。

PC収納には、定番のTSUNAGU BAG SQUAREと同じボア素材のクッションを採用。
14インチのPCが収納可能です。

その手前には、11インチサイズのタブレットが入る専用スペースも用意されています。

また、ストッパーが付いていることで、収納スペースが開きやすく、自立しやすい構造になっています。

床に置いたときに倒れにくい。
それだけで、日常使いでのストレスは軽減されるはずです。

カバンの使い方を広げる、2in1という完成形

最後に、ARUTO SQUAREを使い続けたときに効いてくる2in1仕様と細部のつくりについて解説します。

どれも派手な機能ではありませんが、毎日触るからこそ差が出る部分です。

取り外せるサコッシュは「おまけ」ではない

ARUTO SQUAREには、定番のTSUNAGU BAG SQUAREと同様に、取り外し可能なサコッシュが付属しています。

このサコッシュは、本体と同じ生地を使用して作られているのが特長です。

高密度ナイロンならではのハリとコシがあり、付属品にありがちな、“薄さ”“頼りなさ”は感じません。

バッグの中に収まっているときだけでなく、単体で使ったときも、形が崩れにくく安心感があります。

本体にはマグネットで固定されており、上に引き上げるだけで簡単に取り外せる仕様。

取り外したあとは、付属のショルダーベルトを両サイドに装着することで、単体のサコッシュとして使用できます。

中身は、フロントがメッシュポケットになったメイン収納。
さらに、裏側にはマグネット付きのオープンポケットも備えています。

スマートフォンや財布、鍵など、すぐ取り出したいものを分けて持つには十分な構成です。

実際に身につけたときも、前向きに持って、大きすぎず、小さすぎないサイズ感。

ランチに出るとき。
出張先での外出。
仕事終わりのアフター5。

「付属品」ではなく、使い分けを前提にしたもう一つのカバンとして活躍してくれます。

毎日触るからこそ効いてくる、細部の選択

ARUTO SQUAREは、ファスナーやパーツ類にも細かな配慮があります。

ファスナーには、滑らかに開け閉めできるYKKのナイロンファスナーを採用。

コイル部分を裏側に配置することで、見た目はよりシンプルでシームレスな印象に仕上げられています。

トップに付いているハンドルは、ベルト素材に牛の本革を巻いた仕様。

手に取ったときの感触と、見た目の落ち着きの両立を意識しています。

チェストベルトは、体型に合わせて上下に位置を調整できる可動式。

ロック部分には、SIMCLEARのロゴが入っており、さりげないアクセントになっています。

背負ってみると、大きすぎず、小さすぎないサイズ感。
身長165cmの使用でも、違和感なく収まるバランスです。

こうした細部のこだわりは、使い始めてすぐに目立つものではありません。
ですが、毎日使う中で、静かに満足度を積み上げてくれる存在です。

なお、ARUTO SQUAREの発売は 2026年春を予定しています。

実際の使い勝手を想像しながら、ぜひ続報もチェックしてみてください。